人材開発はUBSの企業文化の一部です。人材こそが重要な資産だからです。
UBS社員の研修や能力開発は、新入社員研修プログラムが終了しても終わることはありません。UBSの社員は仕事を通じて、新しいチャンスに出会い、新しいプロジェクトに関わり、また、質の高い研修に参加することで、仕事について常に新鮮さとやりがいを感じるでしょう。それはまた、会社にとってもプラスであると私たちは考えています。
UBSでは、コンピテンシーに基づいた人事考課(Performance Measurement and Management:PMM)を行っています。PMMは会社全体の業績に基づいて個人のパフォーマンスを評価するプロセスであり、社員の継続的能力開発の重要な柱ともなっています。PMMは、目標設定、能力開発計画、パフォーマンス評価の3つのステージから成立つ継続的なプロセスです。
目標設定
まずは上司と1年間の目標について合意します。目標には、チームへの予想貢献度、スキルの向上、知識の拡充などが含まれます。UBS証券会社では、個人のパフォーマンスについて以下の4つの項目を重視しています。
- 顧客:社内外の顧客に対し、質の高いサービスを提供し、良好な関係を構築・維持する力
- 人:仕事への責任と、チームワーク
- 財務:収益への貢献、または、業務の効率化による経費の削減
- 技術・プロセス:専門的技術およびプロセスの向上
能力開発計画
社員は、上司とともに、自分の能力開発計画を立てます。必要に応じて、個別能力開発計画(Individual Development Plan:IDP)を作成し、上司と同意します。IDPは、社員の能力開発分野を認識し、目標を明確化し、実践目標を立てて、進捗状況を評価・監視するためのツールとして活用されています。
パフォーマンス評価
社員のパフォーマンス評価は、前述の顧客、人、財務、技術・プロセスという4つの主要分野における社員の貢献とコンピテンシーに関して年末に行われます。評価の段階には、自己評価と上司の評価があり、場合によっては、同僚、社内顧客、部下等も含めた360度評価も行われます。
社員一人ひとりの努力や貢献に報いるため、当社では、パフォーマンス評価に連動したボーナス制度を導入しています。
UBSでは、社員の継続的な教育およびスキルの開発は、会社の成功に対する社員の貢献度を高め、また、新しい目標を与えることで、社員のやりがいを提供する機会でもあると考えています。
UBSでは、各部門に共通する、ビジネスに必要な知識やスキルを、必要な時期に社員が計画して修得できるよう、部門ごとに、「研修ロードマップ」とよばれる表にまとめ、全社員に社内ウェブ上で掲示しています。「研修ロードマップ」に示されている研修プログラムは、次の5つの分野に分けられます。
- 顧客、コミュニケーション、ビジネス・プロフェッショナル
- 法規管理
- 業務別スキル
- リーダーシップおよびマネジメント
- 組織・文化
社員は、人事考課プロセスの一環として、自己の能力開発目標を立てますが、その際、部門の「研修ロードマップ」を参照に、自分に必要な研修プログラムについて上司と話し合います。自己の能力・スキルの向上を図ることが、社員に求められ、また、会社としてもそれをサポートする体制が作られているのです。
金融市場専門教育
UBSでは、金融市場および商品に係わる、社内で培われた高度な専門知識を、社員およびお客様に対して提供しています。
これらの金融市場にかかる専門教育は、金融市場教育専門の、経験ある教育担当の社員が行っています。また、研修プログラムの作成には、当社の社員も携わっており、実務に基づいた知識や最近の金融知識が得られるため、社内外で高い評価を受けているものです。提供されている研修プログラムには、デリバティブ、株式バリュエーション、ポートフォリオ管理、リスク管理などに関して、基礎知識から、高度な専門知識までをカバーしています。


